日々

最近はしばらく更新しなかった分、日々頑張っています。まー、頑張る必要もないのだけれど。


最近、少し思った仕事での話。


僕は所謂、情報系の会社に属していて、結構(相当?)大きな企業の社内システムを開発しています。なので、関わる人も今まで沢山いました。そこで、思うわけですが、この業界には過去に得た中途半端な知識で物事を語る人が多い気がします。経験上、特にネットワークの知識に顕著ですね。


なので、自分はわからない言葉や、曖昧だと思うときは、すぐにググることにしています。これ大事。で、それをきちんと理解すると。


あと、どんな業種、組織にでもあると思うけど、ローカルな言葉と一般的な言葉をきちんと使い分けること。これも大事ですね。


もちろん、ローカルな言葉が通じる人にはその言葉は非常に強い意味があることなので重要。そして、それがローカルな言葉であることを認識して、外部には別の言いかた、一般的な言いかたに変換することも重要。


通じてないのに気づかずに常識のように外部の人間に話す人はちょっとイタイと思います。


で、今のプロジェクトの一部で使われるハレーションという言葉。これの意味を知っている人がいたら教えてください。調べると、カメラとかの用語で光が強くて白くぼやけることだそうですが、今のプロジェクトでは、


「この懸案を放置しておくと、周囲へのハレーションが大きいからな」といった感じで使います。「この懸案を放置しておくと、周囲がとてもぼやけるからな」転じて、「この懸案を放置しておくと、この問題に皆が注視して、周囲の問題・懸案が曖昧になってしまうからな」といった感じでしょうか。



しかし、明らかに使用している人たちの意味は、「この懸案は周囲への影響が大きい」といった意味で使用しています。まー、転じて転じて転じてぐらいすると、そんな意味に無理やりできそうな気もします。でも、ハレーションの辞書に載っている意味からすると、その他の事柄に影響を与えるのではなく、その他の事柄に注意が向かなくなるといった意味かと思います。



そこで考えました。この言葉を使う人達は、きっとハレーションを


『破裂+ion』⇒『HARETSU+ION』⇒『HARETION』⇒『HALATION』


としているのではないかと!これはヤバイ。つまり、『破裂する』⇒『爆発して周囲へ飛び火』⇒『周囲へ影響する』といった意味なのでしょう。でも、IONは英語で動詞を名詞にするものです。なので、『破裂』という名詞につけるのは造語だとしても相当アウトな訳です。頑張って、破裂を動詞にした『破裂する』に『ION』をつけてみます。



『HARETSUSURU+ION』⇒『HARETSUSURION』⇒『ハレツスリョン』


ハレツスリョン・・・なんだか、すごい力が抜ける・・・


以上より今の自分には『ハレーション』を使用する人達がとてもイタイ人間に見えてしまします。

でも、『ハレーション』は、IT業界や情報系では常識で別な意味があるのでしょうか?

それとも業界関係なく、所謂『オトナ語』といったものなのでしょうか?

誰か教えてください。

オトナ語の謎。 (新潮文庫)

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オトナ語が載っています。社会人2年目ぐらいのときに読んだら、面白かった。新社会人はこれでオトナ語を勉強しましょう。