上海で4冊本を読んで、久々に活字熱が発熱中。上海で読んだもの。

風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)

以前、書いた通りです。春樹の小説初読破(エッセイ、コラムはあり)。でも、なんだか今更だなぁって感じがあります。この歳で読んだ自分のことですよ。春樹には心惹かれるとこあります。春樹が人気あるって日本も見捨てたもんじゃないと思う反面、なんだか居心地悪い。自分ひねくれものなので。春樹の人気あるなら、日本で僕の好きな洋楽がもっと人気、知名度ともにあってもいいんじゃないかなと思ったりします。
西瓜糖の日々 (河出文庫)

西瓜糖の日々 (河出文庫)

同じく以前、書いた通りです。今の作家でいうとポールオースターなんかに感じが近いんですかね。
死をポケットに入れて (河出文庫)

死をポケットに入れて (河出文庫)

長い間、読みかけでしたがやっと読み終えました。ブコウスキーは最近ドキュメンタリー映画作られたり、National Standardでコラボの服でたりとか注目されてますが、そんなのクソクラエです。彼は書くことにより正気を保ち、開放されていた。書くことに自分の価値、生きる意味を見い出していた。最近、自分がBlogで以前よりやや饒舌なのもこの影響かな。ブコウスキーに直接関係ないけど、翻訳に中川五郎氏が多いのもポイント高いです。
悪口の技術 (新潮文庫)

悪口の技術 (新潮文庫)

上海で日本にいる管理職さん達に悪口を言いたいがために購入し、読破。実際には、これで悪口のいいかたが上手くなるかと言えば、そうでもないと思います。でも、内容は良いです。世界の北野の考え方に触れられます。北野武松本人志はやっぱりさすがですよ。彼らの考え意見に全面賛成ですという訳ではないですが、そんじょそこらの日和見主義者に比べれば天と地の差。
以上が上海で読んだものです。で、帰国後、小説を買い漁ってます。以下、最近購入したもの。

夜の果てへの旅〈上〉 (中公文庫)

夜の果てへの旅〈上〉 (中公文庫)

夜の果てへの旅〈下〉 (中公文庫)

夜の果てへの旅〈下〉 (中公文庫)

『なしくずしの死』はたいてい置いてあるんだけど、これが全然ない。仙台で紀伊国屋ジュンク堂丸善ヴィレッジバンガード(3店舗)回ったけどないんですよ。で、福岡のジュンク堂も見たけどなくて、ヴィレッジバンガード(大名店)で見つけ購入。ここで買わなきゃもうチャンスがないと思い購入です。ちなみにマリノアシティ店にもありませんでした。もう絶版なのか?中公文庫頑張れ!ただし現在、全くもって未読です。
この日本人に学びたい (知恵の森文庫)

この日本人に学びたい (知恵の森文庫)

大人失格―子供に生まれてスミマセン (光文社知恵の森文庫)

大人失格―子供に生まれてスミマセン (光文社知恵の森文庫)

ヴィレッジバンガード(マリノアシティ店)で平積みされており、なんとなく購入。クドカンもいいけど、まずはここからじゃないですか。
増量・誰も知らない名言集 (幻冬舎文庫)

増量・誰も知らない名言集 (幻冬舎文庫)

美女と野球

美女と野球

リリーさんです。同様になんとなく購入。最近はTVに出たり、東京タワーとやらが売れているようですが関係ありません。自分にとってリリーさんはCross Beatのレコ評のイラストとコラムです。高校時代に出会ってしまったせいで自分の人格に障害をきたしました。きっと、リリーさんもそういう奴がいて喜んでいることでしょう。ビョークの『Post』のジャケネタで『Debut』のジャケを持ち出して、「なんやこの変化は!詐欺や、詐欺!」といったことを書いていたのが懐かしいです。
たけしの死ぬための生き方 (新潮文庫)

たけしの死ぬための生き方 (新潮文庫)

たけしです。立ち読みして面白そうだったので購入。
アイデアのつくり方

アイデアのつくり方

ちょっと前に読んだ本に書いてあって、なんとなく購入。

こうやってみると買いすぎですね。他にも仕事関係の技術本を何冊か購入してます。でも、なんでしょうこのセレクトは!ヒネクレモノ、サブカル丸出しな感じが我ながら嫌ですね。全部読めるのかしら。ただ、本は出合ったその瞬間に買わないと一生買わない、または今後出会わないそうなんで(誰かが言ってた。確かに絶版になりやすい)それを肝に銘じて購入しまくりました。