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加速された文化のための物語たち。そんなサブタイトルがついていたのはジェネレーションX。

ジェネレーションX―加速された文化のための物語たち (角川文庫)

ジェネレーションX―加速された文化のための物語たち (角川文庫)

当時、アメリカとかじゃ一般的な言葉になったみたです。もう今から15年も前。そんな世代の代表的なバンドの新作が出ました。
アクセラレイト

アクセラレイト

前作は悪くないけど、なんだかもの足りなかったのは確か。自分が15、6の時に彼らに出会い、音楽ライフの始まりになったバンドにも関わらず、非常に楽しみにしていたにも関わらず、前回のライブは結果としてやはり物足りなかった。2日後に観たBright Eyesのほうが遥かに良かった。その翌日に観たSonic Youthのほうが良かった。10代の頃より自分の音楽の幅も広がっていることもあり、そんな感じで、ここ最近はややR.E.M.と距離を置いていたのも確かです。

今回はトータル40分にも満たないこのアルバム。最初聴いた時はノリは良いけど、やっぱり何か物足りないかもと思った。もうR.E.M.の時代は終わりなのかなとも。

でも、かれこれ3、4回聴いてみました。うん、やっぱり良いよ。90年代の全盛期ほどではないけど。『Reveal』も悪くはないけど、『Up』以降では一番好きかな。『Monster』や『Green』の感じに近い気がします。気づけば彼らも50歳近いらしいですが、こんな音を出して楽しそうだと、やっぱり嬉しいです。マイケルスタイプスは自分にとって、今でもアイドルです。

R.E.M.は何と言うか、自分にとって特別な存在過ぎるので、冷静に判断はできないし、彼らの音楽は一回聴いただけでどうこう言えるものではないのです。

もう少し時間が経って聴きこんだら、また改めて。