昨夜の電話で今日は出社になる。五時ごろに退社し,Tower Recordへ。この前のClub Snoozerでかかっていて気になったコクトーツインズを購入。

Treasure(紙ジャケット仕様)

Treasure(紙ジャケット仕様)

聴いて,すぐに思い浮かんだのは,これ。
ANXIETY

ANXIETY

このアルバムは,『恋する惑星』を観て,それがキッカケで王菲に夢中だった予備校ぐらいのときによく聴いていたもの。その当時の最新作だったはず。確か,ライナーノーツにコクトーツインズのことが書いてあって,そのときにコクトーツインズの名前を知った。実際に聴き比べてみる。相当,似ている・・・当時は,王菲ってスゴイ!アイドルと思われてるけど,素晴らしいヴォーカリストで,ミュージシャンだ!とえらく感動したものだけど,実はコクトーツインズだったのか・・・改めて,ライナー見ると,このアルバム2曲がコクトーツインズ提供。確かに,王菲クランベリーズの曲もカバーしてるし,こういう歌い方が好きで,影響を受けているんだろう。ただ,音楽的には,やっぱりアジアが滲み出ているし,中国語の響きとあわさり,独自な世界を創り出している。今,聴いても古くない。コクトーツインズの場合は,やはり西洋的だ。もちろん,どちらが勝っているというわけではない。どちらも,同じに素晴らしい。王菲は,香港のトップアイドルとして認識されているけど,ほかのアイドル(日本を含め)には,こういうアルバムを創れないよな。彼女は素晴らしいミュージシャンだ。
『浮躁 Anxiety』
九月 空が高く 人々はいらいらする
九月 平凡な日々が続く 全て正常 悩みだけが足りない

こんな歌詞を歌うアイドルはいない。結局,王菲の話になってしまったけど,実際には,今日また一枚お気に入りのアルバムが増えたってことを最後に付け加えておきます。