かつて、SiFTという音楽雑誌がありました。1995年の年末から1年ちょっとで廃刊になったけど。ギターマガジンのリットーミュージックが楽器雑誌ではなく、音楽、カルチャー情報雑誌にチャレンジしたものです。久々に見たら
創刊号の表紙

G. Love & Special Sauce

G. Love & Special Sauce

第2号の表紙
Tails

Tails

第3号の表紙
ザ・ベスト・オブ・エコーベリー

ザ・ベスト・オブ・エコーベリー

第4号の表紙
ブルートーンズ・コンパニオン

ブルートーンズ・コンパニオン

第5号の表紙
Ill Communication

Ill Communication

第6号の表紙
Washing Machine

Washing Machine

第7号の表紙
I Should Coco

I Should Coco

第8号の表紙
All Change

All Change

第9号の表紙
ボス・ホッグ

ボス・ホッグ

第10号の表紙
バター

バター

後は手元にないんで不明です。でも、どれも新作とかのタイミングじゃないんだよね。新作出してから数ヵ月後とか、全く関係なしとか、そのときの気分で表紙にしてました。しかも、どれも他の雑誌じゃ間違いなく表紙にはならないメンツです。ビースティーもこの当時じゃ、表紙の可能性低いんじゃないかな。それで肝心の内容といえば良いんですよ。フリーソウルとか色々と特集してたし、ラリークラークとか取り上げてたし、松本大洋の「ぷーぷー太平洋」って2ページマンガあったし、コラムもボアのヨシミ、サエキけんぞう柴田元幸氏が書いてました。インタビュアーも駒方四郎、岡村詩野大鷹俊一田中宗一郎などなかなかのメンツが揃ってました。途中からタナソウが多くなってますが。今見てもセンスは非常に良い雑誌だったと思います。再発見があります。ただ、早すぎたなぁ。今だったら廃刊にならずにすんだろうに。大手出版社としては、売り上げ的に駄目だったんだろうな。今思うともったいない。最後の号も
ハーマシー

ハーマシー

だった気がする。改めてすごい雑誌でした。