sknow2005-03-09

この前、新木場でスーパーカーの最後のライブを観る。素晴らしいライティングの中、ライブが始まる。以下、セットリスト。
1.White Surf style 5.
2.FAIRWAY
3.My Way
4.PLANET
5.Love Forever
6.RECREATION
7.WONDER WORD
8.WARNING BELL
9.STROBOLIGHTS
10.YUMEGIWA LAST BOY
11.Sunday People
12.I need the sun
13.Lucky
14.Easy Way Out
15.Seven Front
16.cream soda
17.Hello
18.Free Your Soul
19.STORYWRITER
20.Karma
21.TRIP SKY

『スリーアウトチェンジ』から7曲
『JUMP UP』の頃から3曲
Futurama』から4曲
『HIGHVISION』の頃から5曲
『ANSWER』から2曲

ライブの序盤はナカコーのヴォーカルがいつもより力強く解散とは思えないステージだった。だけど、途中で初期の曲が多いことに気づく。ここからは、僕の勝手な感想。初期の曲がやっぱり多くて、最近の曲もバンドスタイルでアップテンポの曲がほとんどで、つまり、ファンサービスってこと。
そして、このライブは解散を告げられ、スーパーカーに取り残されたメンバーの主導によるものなんだと思う(それとレコード会社。だって、カメラがあって撮影してるなんて最初にアナウンスされたら)。そのことを決定的に感じたのは、最後のTRIP SKY。曲の最後でナカコーが何度もコーダイのほうを見る。だけど、コーダイは気づかないふり(明らかに気づいてるようだけど)そして、ナカコーはアンプのヴォリュームを上げ、ギターの弦を自ら切り始める・・・結局、すぐにコーダイが諦めたように終わりのフィルを入れ終了・・・(そのときに一瞬見せたコーダイの表情が僕には忘れられない)この瞬間、アンコールなんて当然なく、スーパーカーはエンジンを切ったと思った。鳴り続けるギターのフィードバック・・・すぐに、フィードバックの中、ナカコーはステージから去り、続いてミキ。少し遅れて、コーダイ。最後にジュンジ。スーパーカーは完全に停止し、ドライバー達は全員降りる。だけど、止まったのに気づかずアンコールをするファン。僕は「もうないよな・・・」と思いながらも、その場にしばらく居た。
こんなこと書いたけど、僕はライブ中に何度も泣きそうになったし、まだ、スーパーカーの走り続けるその先を見たかった。

『I need the sun』
なんだっていい 夢中になれたらそれで全て だいたいでいい 未来が見えたら始めるのさ 安心していい 舞台は今から作ればいい 単純でいい それで全ては素晴らしいのに

『Love Forever』
伝えたい感情には笑えない背景が

『Easy Way Out』
なるようになるさどうせ なるようにたぶん なるようなっていつか 若かったせいで片付けるさ

『TRIP SKY』
描いた夢がまだ静かに 浮かんでまた消えていくのさ すさんだ世界の向こうへと 浮かんでまた消えていくのさ

つまり、きっとそういうことなんだろう。

Life Gose On!!!!!!

〜追記〜
これは僕が勝手に思ったことで、本人たちがそう思ってたかなんてわかるわけないし、単に僕が深読みして、過剰なドラマを求めてるだけかもしれない
結局そんなことはどうでもいいこと、きっと。このライブについて、七尾旅人のTAVITO.NETに素晴らしい文章が載っています。